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ナイアシンの効能
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お酒の酔いには2種類あって、アルコールによるものと、アルコールが分解されてできるアセトアルデヒドによるものとに分かれます。前者はふらふらとめまいがする症状で、後者は頭痛や吐き気など悪性の症状をもたらします。
アルコールはアセトアルデヒドに分解され、続いて酢酸になり、最終的には二酸化炭素と水に分解されて排出されます。アセトアルデヒドの分解にはナイアシンが使われているのでこれが不足すると体内に長くアセトアルデヒドが残ることになり、結果二日酔いなどの症状を招くことになります。二日酔いを防ぐためにはナイアシンの補給も同時に心がけることが大切です。つまみでよく口にするピーナッツにはナイアシンが豊富に含まれているので補給源として最適です。
また普段から大量にお酒を飲む人は代謝のためにナイアシン使用量も多くなるのでしばしば不足しがちで、これによる欠乏症の心配も出てきます。
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ナイアシンは体内でニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド(NAD)とニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチドリン酸(NADP)と呼ばれる物質に変化して、脂質や炭水化物の代謝のための酵素の補酵素として、その働きを助けます。その他にも500種類以上もの酵素の補酵素の役割をにないます。体の中の酵素の数が現在わかっているだけで2200種類ほどなので、ナイアシンが補酵素としていかに多くの酵素に関与しているのか、人間の代謝活動にいかに大事かということがわかります。これは全補酵素の中でも一番の多さです。
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ナイアシンの不足による欠乏症として代表的なのが皮膚病のペラグラです。これは日にあたる部分、顔や手などにあらわれる症状で炎症を伴います。同時に口内炎や口角炎も併発しますし、悪化すると胃腸障害や精神障害をひきおこします。
日本における通常の食生活であれば、不足も心配ないのですが、南米などのとうもろこしを主食とする地域ではしばしばペラグラが問題になります。というのもナイアシンは体内ではたんぱく質に含まれるトリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸からも合成されるので、トリプトファンの少ないとうもろこしが主食だと恒常的に不足しがちになってしまうというわけです。
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ナイアシンの摂取により血管が拡張、その効果は末梢部で顕著にあらわれ、血行の改善が図られます。指先や顔、耳などがあったかく感じることもあるそうです。中にはさらにひりひり感やかゆみまで出てくる方もいるようですが、これはナイアシンフラッシュといってナイアシンの効果が現れてきた証拠でして、健康上も特に問題はありません。また症状も一時的なもので時間の経過とともに消失します。ナイアシンの血行改善は、冷え性や頭痛などにも効果的です。
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