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ビタミンE欠乏症・過剰症
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抗酸化作用を持つビタミンEが欠乏すると体内での酸化のスピードが速くなるため、全体的に健康レベルが低下します。しかしながら日本人の通常の食生活では欠乏することはまれです。未熟児、脂肪吸収障害、遺伝性疾患のケースでビタミンE欠乏症状が見られ、溶血性貧血や神経症状が報告されています。
酸素を運搬する赤血球は不飽和脂肪酸の膜で覆われていて、活性酸素により酸化すると過酸化脂質となり赤血球の膜は破れて赤血球が壊れてしまいます。ビタミンEが不足して体内での酸化が進む際、赤血球への影響がとりわけ著しいため、ビタミンEの欠乏が溶血性貧血を引き起こす原因となります。
ビタミンEは別名「トコフェロール」といい「子供を生ませるアルコール」という意味があります。そもそもビタミンEはマウスの抗不妊物質として発見されたものです。しかしながら動物では不妊との関連は報告されていますが、人間では実験が困難なこともあって関連性の報告はありません。
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脂溶性ビタミンの場合過剰症が気になるところですが、ビタミンEについては過剰に摂取しても輸送たんぱく質の働きにより吸収量がコントロールされているため、他の脂溶性ビタミンのように体内に蓄積されていくと言う事はありません。また過剰症の報告もありません。
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